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2010年02月01日

泣いた…


緊急入院してから、10日。


病室の母は、日に日に元気になり、鼻の管が抜けた事で

ずい分、身体も楽に車椅子で院内も散歩できるようになりました。(^-^)


でも、少し訳が解らない母は、点滴の線をいじったりして抜けそうになるので困ります。(^^;)

「これは、大事やから触ったらあかんのよ」って 何回でも、同じ事を言って聞かせないといけないので大変です!(^^;)

父は、私が 以前、母にあげて 家で大事にしていたアスファの子グマを持って来ていた。

点滴から、気を逸らす為に。

「この子の面倒みといてよ」と言うと

赤ちゃんをあやすように、抱っこして話かける。
私や孫達にしてくれたように…

そんな時、父は、

「…あの頃は 大変やった…

平成7年頃か?
中国製品が輸入されるようになって、国産の子供服は、いくら頑張っても、安くならないので、仕事を続けていけなくなって…

やむを得ず、会社を止める事になったが…

その当時、働いてくれていた従業員の人たちに退職金も規定通り、きちんとしてきたんよ。

そやから、わしら
散歩してても、今でも みんな声かけてくれるし、お母さんが入院する事になった時も、飛んできて、色々世話してくれた…


そやけど、あの後、わしも肺ガンになって、お母さんは付きっきりで世話してくれた。

ちょうど、お母さんの癌も、その頃からできてたんやなぁ…

病気は、ストレスからと言うが、社長として何十人も従業員抱えて、責任感の強い父母のストレスは並大抵の物ではなかったと思う。

多少の女遊びはあったけど、はけ口だったのかもしれない…

昔を思い出して、そんな話を父が私にしていると…

今まで、ニコニコしていた母も泣いている…

話の内容が解るのか?

「あの時、社員寮も売って、金策したけど足りなかったんで、お前にも借りたけど退職金を払ってあげたかったんよ…
すまんな…」


ううん!
その為の借金やったん? そんな優しい経営者、私も誇りに思うよ!」


そして、

母に向かって

「おい、まだ もうちょっと長生きせえよ
後、ちょっと楽しくやろら!」


って…


三人で泣きました…


大丈夫!

お母さんは、きっと良くなるよ!



母のアルツハイマーは、脳にストレスから、特定の傷ができて、発症したものです。

寿命が来て、亡くなる前に、私は、母に人格を取り戻して、尊厳な死を迎えさせてあげたい!

私達の技術でできる事、何でもしてあげたいと思うのです。


いつもの二人の散歩道に咲く梅の花、一輪、父は、飾っていた。(^-^)



お母さん、あと少しでお家に帰れるよ。



Posted by 梓ママ at 00:41│Comments(4)
この記事へのコメント
おはようございます!
どんちゃんもブログ読んで泣いてしまいました・・・
Posted by どん♪ at 2010年02月01日 09:57
どん♪ちゃんありがとう
優しいネ
Posted by 梓ママ at 2010年02月01日 15:41
素晴らしいご両親ですね
家族の一人が入院となると
全員の歯車をかみ合わすのが 大変になる

でも、梓ママのブログを読んでると
互いを支えあってるのが よくわかる

頑張りすぎやんといてね
梓ママは、ニコニコ微笑んでいてほしいし、
    きれいで おしゃれでいてほしいなぁ~
Posted by ポロン at 2010年02月02日 07:42
ポロンちゃんうちの両親、若い頃は、スゴく厳しくてネ
私は、恋愛も自由にできた事がないんですよ

特に、父のがんこさにはどれだけ泣いたことか?

でも
年老いて、母を一生懸命看病している父の姿をみるともう、忘れようと思います

なぜか、ポロンちゃんの優しさには本当の事を言ってしまいますネ〜

全然頑張りすぎてないで〜
適当に息抜きしてるから
また、ポロンちゃんと色々、話したいなぁ…
また、メゾンへ遊びに来てよ〜

病院へも、おしゃれして行ってるで〜(笑)
母は、Kireiな物好きなんで
Posted by 梓ママ at 2010年02月02日 08:37
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